大阪市民の皆さん、先日の都構想の是非を問う
住民投票には行かれましたか?
なぜ、今回こんな質問から始めたかというと
何を隠そう、私は(現)橋下市長の熱烈なシンパで、
住民投票の結果、及び橋下氏の政界引退に
非常なショックを受けているからです。
そして、そのことが引き金となって、
実は生まれて初めて『絶望』という感情を、
痛いほど味わうはめに陥っています。
開票当日、まず訪れたのは、自分自身に対する無力感です。
住民投票で勝敗を分けたのは、わずか1万票。
小さいながらも長年会社の代表を勤め、
少なからず社会と深く関わっていると認識していた自分は、
実際には社会に何の力も発揮できていない。
その「わずか1万票」を埋めるスベを何も持っていない。
女性の自立に対する支援を掲げてきたけれど、
何の成果も、社会的な実績も残せていない…等々。
いったい自分は何もので、何ができるの?と
今まで経験したことがない絶望感にさいなまれ、
その日は明け方まで寝つけませんでした。
何も出来ない自分への無力感、
どこへ向かえばいいのか分からない不安感、
誰にも理解されない、認められない孤独感、、、
ネガティブ3点セットとも言える思考から
今もうまく逃れられないでいます。
でも、これって、我が社の新人たちの少なからずが、
抱く葛藤と質としては同じものなのかもしれません。
怪我の功名ではないですが、
自分の会社で評価制度を導入していること、
目標設定を明確化していることなど。
若いスタッフに、「夢」や「未来」を想起してもらえるよう、
様々な働きかけをしてきたことに対しては、
本当に良かったと実感することができました。
なぜなら、進む方向性を提示し、
目標達成に対しては正しく評価する。
これだけでも少しは、不安感や孤独感からの
回避につながるのではないかと思うからです。
では、私は?
しばし考察を深め、
次回、お話ししたいと思います。