塾長のコラム Message by Miho Nishitani

私のあしあと ~ 営業職 ep4

「私のあしあと。My History」の項では、
私の歴史を少しお話しさせていただこうと思います。
第14回は引き続き営業職時代のお話です。

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営業職時代に私が得た一番の収穫は、
コミュニケーション能力だと思います。
でも、それに勝るとも劣らない賜物として、
「利益を出す」というビジネスの基本を
習得したことが大きかった。

恐らく、単に時間給で働いていたなら、
決して考えもしなかった、どうすればお金は生まれるのか?
ということをイヤというほど考えさせられました。
売上げを上げないと一銭も実入りがない仕事に就いたお陰で、
「利益を出す」ことの難しさや面白さを、身にしみて体得したのでしょう。

これは、いわばビジネスの基本中の基本で、
経営に携わる現在の役職に大変役立っています。
この営業職時代の自分がなければ、
今の自分はいないと言っても過言ではないでしょう。

例えば、当時、会社で売上げNo.1の方は、
私より10歳ほど年上の先輩だったんですが、
噂によると顧客の冠婚葬祭にも出席しているとか。
お客様との信頼関係は何より大切!
そのために様々なアクションを心がける先輩、さすがです!
と、今なら心から言えることも、
当時の私は自分以外のスタイルを認めたくなかった。

「そこまでして、媚びたいの?」などと
同僚と一緒になって、陰口を叩いたたりして。。。
完全なるやっかみですよね(笑)。
ホントに自信のない時期の自分って、
我ながら屈折してたなぁ~と、思います。

今から考えると、売上げ成績のいい方々は、
それぞれ利益を生むための独自のスタイルがあり、
そのスタイルに対してプライドを持っていた気がします。

私もプライドだけは持っていたのかもしれませんが、
新しいことや人からの助言などをスナオに聞く謙虚な姿勢は
残念ながら持ち合わせていませんでした。
ビジネスの入口には立ったものの、
まだまだ未熟な時代の自分を思い起こすと、
恥ずかしいことばかりで、苦笑を禁じ得ません。

2014-08-27
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