「行列のできる○○店」
最近、TVでも雑誌でも、やたら見かけるこのフレーズ。
アナタは並ぶ派?並ばない派?どちらですか?
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スイーツにラーメン、洋食にイカ焼きまで!
今の世の中、行列ができる店の真っ盛りですね。
パンケーキを食べるために朝から並んでて、
3時間待ちの末、朝食が昼食になっちゃった。。。
な~んて、あまり笑えないジョークも飛び出す始末。
こういう話しの切り出し方をすると、私が行列否定派?
と思われるかもしれませんが、いえいえ、
私も某有名チーズケーキ店に、今はなきドーナツ屋、
お伊勢参りの○○餅、と結構並んできた方なんです。
でも、並んでいる内に否が応でも期待感の方が高くなり、
実際得られた成果(=美味しさ)に満足できないことも多々。。。
なのに何で、人は行列に並んでしまうのか?
その心理が不思議で仕方ないんですが、
これは、心理学的には『同調行動』といって、
他の人と同じ行動がしたいという欲求から来るものとか。
しかも、長時間並んで、もし自分の期待通りの成果が
得られなかったとしても、
行列に使った時間と労力をムダにしたくないので、
思い通りの成果が得られた(美味しかった)と、
無意識のうちに思い込ませるそうです。
集団行動を好む日本人は、個人主義の欧米人より、
行列に弱いこともあって、新店の出店などに
わざわざ行列を演出する『行列マーケティング』なる
ビジネスも登場しているとか。。。
私にとっては摩訶不思議な行列、実は自分の意志ではなく、
誰かに並ばされているのかも?と思うと、さらに不気味。。。
いずれにせよ商品やサービスの良否は、
自分の目で判断できるように心がけたいものですね。