占星術に四柱推命、動物占いや手相…等々、
みんなホントに占いが好きですよね。
私はあまり信じないタイプなのですが、
占星術は紀元前300年頃のエジプトが起源。
古代中国でも国の大事を亀ト(きぼく)という、
亀の甲羅を使った占いで決めていたとか。
カメですよ、カメ。
おい、おい、大丈夫か?と思いますが、
やっぱ人間、困った時は何とか頼みになるんですかね〜。
で、先日知って驚いたのは、
血液型占いの発祥が大正時代の軍部だったという説。
何と兵士の適正をみるために研究が始まり、
大日本帝国陸軍軍医らがしごく真面目に取り組んでいたそう。
そのせいもあってか、血液型による人格判断は
日本だけのことで、世界的には無名らしいです。
まぁ、現代では科学的根拠はまったくないと
実証されているのですが、
ほとんど占いを信じない私ですら、
日常的に血液型別の人格像をベースに
話しをしていることが多々ある。
これって予め先入観があって、
それをもとに人を判断している?
だったらマズいですよね(笑)。
いずれにせよ、人は何かを決めなければならない時、
全責任を一人で負うのがイヤだったり、
迷いがあって誰かに背中を押してもらいたかったり、
不安を何とか軽減させたいのでしょう。
その役割を占いにしてもらうのであれば、
可愛らしいというか、大きな問題ではない。
ただ、最近は恋愛や仕事に限らず、
お昼ご飯のメニューや明日着ていく服まで、
自分で決められない依存症が増えているとか。
ここまでいくと、完全に病んでいますよね。
占いはあくまでちょっとした後押し。
何事も自分の意志で決める習慣をつけ、
占いとは上手につきあうように心掛けてください。