私のあしあと ～ 営業職 ep1

「私のあしあと。My History」の項では、
私の歴史を少しお話しさせていただこうと思います。
第11回はホテルから転職した時期を振り返ります。

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22歳になった私は、信じられないことに職場ではすでに大御所。
同期もほとんど去り、自分的にも潮時かな～と考えていた時、
ある人から紹介していただいたのが、営業職の仕事でした。

まったく初対面の人と話す？その人に商品を提案する？
社交性のない私ができるんだろうか？
と不安は大きかったのですが、
前職に比べると給料は格段にいいし、念願の一人暮らしもできる！
もしダメなら辞めればいいと自分を励まし、
思い切って転職に踏み切りました。

ココから延々、苦労話しが続くだろう…と思いませんでした？
それが、あろうことか、何と！何と！
営業初日から売上げがあがったんですよ！！
確かに緊張はしたし、金額も少なかったんですが、
初対面の人と話す事は、意外にもまったく苦にならなかった。
これは、自分にとっても大きな驚きでした。

そう言えば、私って、人に対する好き嫌いは激しかったけど、
人と話すことは苦手ではないと、改めて気が付いたりして。。。
先入観というのは、自分自身ですら縛ってしまうんですね。
「自分は初対面の人と話せない」という先入観から解放され、
自分の可能性が少し広がったような気がしました。

お給料は基本給なしの完全歩合制でしたが、
それは頑張った分はすべて自分に戻ってくるということ。
誰にも気兼ねすることのない一人暮らし、
それを支えてくれる収入、
仕事もどうにか続けられそうなメドがたち、
私の初めての転職は、順調にスタートしました。

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