こんにちは。ニシタニです。
皆さんは、こんな言葉、ご存知ですか?
「人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は
貴人となり富人となり、
無学なる者は貧人となり下人となるなり」
これは、福沢諭吉の『学問のすすめ』の一節です。
我が国において、平等主義の元祖とも言えるあの諭吉が、
「学のない者は貧しく、卑しい人になってしまう」
と言い切っていて、私も驚かされました。
ただこれは、『常に学ぶ姿勢を持て』という教訓で、
なにも、東大に入って難しい勉強をすることだけを良し、
と言っているのではありません。
『常に学ぶ』ーこれは仕事においても、人生においても、
大変重要な課題ですね。
では、具体的に『学ぶ』とは、どうすればいいのでしょうか?
大切だということは分かっていても、
それを実践するのは、なかなかに難しいことです。
なぜなら、学んでいるつもりで満足してしまい、
成長に直結していないケースも多々みられるからです。
ニシタニ流の『学びの実践』、第1ステップは、
まず人の話しをしっかり聴くことです。
しかも先入観を持たず、謙虚に、スナオに、が基本。
そして、第2ステップは、聴いた内容を
じっくり咀嚼(よく噛み砕く)することです。
どんな素晴らしい知識も、いかに偉大な知恵でも、
自分のものにならなければ、意味がありません。
本を読む、ネットで調べるなど、
基礎的な知力アップや情報収集はもちろん必要ですが、
周囲の人から学べるものは、まさに生きた知識!
より実践的な知恵を人から学び、
学んだことを自分流にアレンジしていく…。
これを繰り返すことで、
【学びの実践】の習慣が身に付きます。
【コミュニケーション】の項では、
とにかく人と「Let’s Talk!」とお勧めしましたが、
今回はとにかく「Let’s Listen!」、
さっそく、始めてみてはいかがでしょう?