塾長のコラム Message by Miho Nishitani

自立への一歩 ~ 挨拶

こんにちは。ニシタニです。
「自立への一歩」1回目は自己紹介をさせていただいたので、
2回目からいよいよ、具体的な自立へのステップについて
お話を進めていこうと思います。

まず、最初のテーマは【挨拶】です。
『な~んだ、挨拶ならカンタン!』
と、ほとんどの方が思われたでしょう。
もちろん、「おはようございます」「こんにちは」など、
正しい言葉を発するという意味では、
誰でもできることです。

でも、機嫌が悪い時も、
それを表に出さず挨拶できていますか?
誰に対して?何のために?など、
目的を理解して、挨拶をしていますか?
相手によって、表現手法(声音や視線など)を変えて、挨拶できますか?
と聞かれたら、どうでしょう?
『YES!』と答えられる人は、意外に少ないのではないでしょうか?

単に、「決められているから」とか、「しないと怒られるから」とか、
他者から強制されてする挨拶は、私にとって【挨拶】ではありません。

お客様や先輩、同僚や友達、家族など、相手が誰であれ、
人と人のコミュニケーションのスタートは【挨拶】です。
お客様に対して、ココロから歓待の気持ちが表現できているかどうか、
先輩に対して、ココロから学ぼうという意欲が伝えられているかどうか、
友達や家族に対して、ココロから優しさや感謝が込められているかどうか、
皆さんも一度、考えてみてください。

要はココロの問題で、
1:自らの意思で、
2:気持ちを込めて、
3:真正面から相手に向き合う
ーこれが重要なのです。
ココロを伴う【主体的な挨拶】ができるようになると、
自分自身のメンタリティが前向きになっていくのと同時に、
対峙する相手の反応も必ず良くなってきます。

弊社の新入社員研修でも、
実はこの【主体的な挨拶】の重要性が、
カリキュラムの1丁目1番地。
仕事に限らず、私が人として
もっとも大切にしていることなのです。

どんなに気分が落ち込んでいても、
【挨拶】ひとつで、自分のメンタルまで立て直すことができる!
そんな習慣が身に付けば、成長のスピードも格段にアップします。

仕事も、人間関係も、まずは挨拶から。
皆さんもぜひ、【主体的な挨拶】を実践してみてください。

2013-08-03
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