塾長のコラム Message by Miho Nishitani

私のあしあと ~ 営業職 ep2

「私のあしあと。My History」の項では、
私の歴史を少しお話しさせていただこうと思います。
第12回は営業デビューから初めて経験した挫折について。

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営業職としてデビューを果たした私は、
自活に必要な収入を得るくらいには売上げもあがり、
快調に新生活を送っていました。

しかし、3ヶ月目のある日突然、さっぱり売上げがあがらなくなったんです。
努力不足?傲慢だった?今、考えても理由は分かりません。
とにかく1円たりとも売上げがあがらない。。。
完全歩合給の私にとって、それは給料ゼロを意味します。
蓄えもほぼなかったので、まず頭をよぎったのは来月の支払い。

辞職を願い出ましたが、先輩に引きとめられ、
すぐに他の仕事が見つかるはずもなく、
重い気持ちで営業に出るのですが、やはり売上げがあがらない。。。
夜は来月の支払い分だけでも誰かにお金を借りようと考えるんですが、
実家を断ち切るように出てきた私は祖父母に頼ることもできず、
お金を借りられるほど親しい友人も思いあたらない。

あ~、私にはいざという時に、頼れる人が誰一人としていないんだ。
信頼できる人もいないし、お金を稼ぐ能力もない。
本当に自分には何もない、何ひとつ持っていない。。
そう思うと、情けないやら、哀しいやらで。。。
生まれて初めて、仕事絡みで泣きましたね。

そして、翌日には先輩に頭をさげて教えを乞うていました。
決定的な秘策などありませんでしたが、
何よりも親身になって励ましてくれたことが嬉しかった。
誰かに頭を垂れてものを教えてもらったのも人生初のことでした。

後日談としては、まったく売上げがあがらなかったのは1週間程度で、
その後2週間で目標も達成したのですが、
当時の私にとっては、この世の終わりかと思うほどの苦難でした。

でも、その苦難のお陰で、人は自分一人では何ひとつできない。
周囲の人に支えられて生きているんだということが、
痛いほど身にしみて、自分が変わる転機になりました。

挫折や失敗、困難が人を育ててくれるんですね。
前の職場ではそんな経験すらなかったので、
本当の意味で仕事をするようになったのは、この頃からかもしれません。

2014-06-19
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