塾長のコラム Message by Miho Nishitani

私のあしあと ~ 幼少時代

「私のあしあとMy-History」の項では、
私の歴史を少しお話させていただこうと思います。
第一回目は、幼少の頃の記憶。。
それは、ちょっぴりほろ苦い時代でした。

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小さないなかで生まれました。
大家族の中で育ちました。

オシャレが大好きで、着せ替え人形の服を夢中でつくっていた。

スラリと背が高く美しい姉に憧れ、一歩でも近づきたいと、夢みていた。

自分の幼少時代を振り返ると、実は、あまりハッピーな印象はありません。
「いなか」というコンプレックス、
「背が低い」というコンプレックス、
「さほど裕福でない」というコンプレックス、
まだまだたくさんのコンプレックスを抱え、
いわゆる「いじめ」という現実に遭遇したこともありました。

でも、いつもそこから抜け出したいと、もがいていた。
ハングリー精神は、その頃から人一倍あったんでしょう(笑)。
だから、思います。
コンプレックスは、自立への最大のモチベーションだと。

子供の頃のいちばんの楽しみは、
バスで40分かかる近郊の街で、新しい服を買ってもらうこと。
外見上のコンプレックスを感じていた当時の私は、
年2回の遠足には、必ず洋服を新調してもらっていました。

トップスは真っ黒の生地に真っ赤なバラの刺繍、
ボトムはストライプのフレアスカート、袖もフレアと、
驚くほど斬新な(?)、アバンギャルドなワンピースなど。
少しでも自分をキレイに見せてくれる新しい服が嬉しかった。
まっさらの服に袖を通す時のワクワク感は、
今でも鮮明に思い出せるほどです。

限られた資源を最大限に活かすための創意工夫は、
その頃の境遇があってこそ、身に付いたのかもしれません。

小さな子供が環境を変えることはできなかったけれど、
私の場合、その中で夢中になれるオシャレという「夢」があった。
その「夢」が私を励まし、勇気づけ、
少しづつ強くなれたような気がします。

(つづく)

2013-06-04
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